ほぼ毎日会社にはお弁当持参。
と言っても、人様に見せられないようなしょぼいもの。
「お弁当」というとなんだか大層なものと捉えてる人は意外と結構多い。
でも、実際見栄を張らなければ大したことないものだ。
私がお弁当を作るようになったのは中学生。
土日の部活でお弁当が必要になったものの、当時は12離れた妹が生まれたばかり。初めは母に作ってもらっていたが、早く部活に行きたい日も赤ちゃんの世話で大変な母に作ってもらっておいて急かすこともできず、行き着いたのが「自分で作る」
正直、料理の手伝いもしたことなかったから、初めの頃はただの塩おにぎりのみ。それでも、練習に早く取り掛かれるからいいやーくらいの気持ちだった。
それが徐々に海苔巻きになり、ちょっとしたおかずが入るようになり、高校に入る頃にはそれっぽいお弁当が作れるようになったのだ。
高校でもお弁当作りを続けていたわけだが、ここで言いたいのは別にお弁当作っている自分自慢ではない。もちろん、作ってもらっている人が多かった中、自分で作っていたことは少しの自信になっていたことは間違いない。
でも、それ以上に「手抜きの加減」を覚えられたことがよかったと思うし、もっと他の人にも気楽にお弁当に取り組んでほしいのだ。
社会人は学生の頃よりやはり使える時間は少ない。
毎日外食したりコンビニで調達するのも本人が幸せならもちろんそれに越したことはない。
しかし、節約したい気持ちがあるのに、外食には多少罪悪感を持っているのに、めんどくさい、大変だろうという理由でお弁当を避けている人は本当に勿体無いと思うのだ。
そのお弁当は誰かに見せなきゃいけないのか。誰かに味見させなきゃいけないのか。
多分、そんな状況の人は少ないのではないだろうか。
別に塩おにぎりでもいい。そこにちょっとウインナーでもゆで卵でもつければ、立派なお弁当。
たまにはちょっと良いウインナーを買って見たり、余裕がある日に卵焼きを作って冷凍しておいてもいい。卵とウインナー、そしてプチトマトは最強のお弁当具材だ。
料理が楽しくなれば、自分の好みは自分が一番わかっている、なんて最強の自分になれる。
まずはおにぎりから。
あとは、好きなものをガーッと炒めてご飯にのせて丼弁当なんかも楽しい。
きっと素敵なお弁当ライフが待っているはず。
多くの人に美味しい幸せが訪れますように。