せっかち小夏のズボラな生活

20代OL気まぐれ日記

料理の楽しさ

私は料理をするのが好きだ。

一番無心になれて、一番心穏やかな時間を生み出す。

 

とはいえ、レシピを見ながら正確に作るのは得意ではない。

レシピ通りに作ったことなど一度もない。

中学の時に初めて自分一人で、家庭科の教科書を見ながら作った親子丼でさえ、一人前で作るように指示されているのを無視して大きな鍋で数人分作ったものだ。

ズボラな私が作る料理はもちろんズボラ。それでもそれらしく美味しくなるのだから不思議だ。

 

料理に正解はない。

自分が美味しいと感じられるところまで持っていければそれは大成功だ。

 

私が精神が安定しない時、大抵が忙しくて料理する時間がない時だ。外食が続いたり、適当なものをかき集めて食べることが続くと、どこか不安定になる。

私にとって、しっかりと台所に立って料理に向き合う時間は、自分と向き合う時間でもあるのだ。

社会人になって、自分の作り置きを食べる日が増えたが、これもあまり続くとソワソワしてくる。そして、慌てて台所に向かうのだ。

今日の夕飯はうどんだったが、それを作る横で冷蔵庫で弱り始めていたハムをハムカツにした。ぐつぐつとうどんを煮ている横で、明日のお弁当のおかずだ。

ちょっとの工夫で思いがけない美味しいに出会えるのが料理の良さだ。

家の中で素敵な出会いが生み出せるのだから最高ではないか。

 

忙しい日が続くが、料理の時間はしっかりとっていきたいところだ。