「娘さんを僕にください!」
「君になら娘を安心して任せられる。よろしく頼むよ」
「結婚させてください」
「幸せになるんだよ」
ドラマなどでもよく見るこのシチュエーション。
女がどうとか男がどうだとかは置いておいて、成人した、独立した人間が結婚の許可を得る必要があるのかいつも不思議な気持ちになる。
未成年や学生ならまだわかる。
親の責任下で生活している以上、その後の生活がどうなるかということも含めて許可をとる必要があるだろう。
しかし、世では、自分で稼いで自分の生活を自分で作り上げている大人でも結婚の時には両家の親に許可を取るようだ。
子は親の所有物ではないと思う。
「育ててくれたのだから、許可は取る必要がある」と考える人もいるのかもしれないが、それでも所有物ではない。
報告こそすれ許可はいらないと思う。
いろんな意見があるだろうが、自分の人生の決定権は自分でもっていたいところ。