せっかち小夏のズボラな生活

20代OL気まぐれ日記

本当は憧れたい

憧れの、見本になる、そんな上司に恵まれたかった今日この頃。

 

別に、パワハラやセクハラを受けているわけではない。会社の中では恵まれている方だとは思う。それでも尊敬できるような人がいないのも事実。あくまで、「会社の中では」だ。

立場のある人ってこんなもんなのか?と思う毎日である。

 

コンプライアンスが……」が最近の口癖な上司は超絶保守派。

部下のミスやトラブルは、こっちが意を決して助けを求めたとしても何もしてくれはしない。役職のある人間にしかどうにもできないという場面だから助けを求めているのだけど、モゴモゴ言って結局何もなし。面談などでも必死に訴えているにも関わらず動いてくれないどころか伝わっている感覚もない。

過剰な残業などでコンプラに引っかかりそうになった人が出てきたときにやっと重い腰をあげる。

加えて、上の人間があまりにも横暴なのにそれにも意見することもできず、そっと身を隠すだけ。情けないったらありゃしない。

どこをどう尊敬すればいいのかわからない。

尊敬できるところといえば、沢山のくだらない理不尽なことが蔓延っている状況で何十年もこの仕事を続けてきたことだろうか。

 

私だって本当は憧れの気持ちを持ちたい。

持たせてくれよ、と切に願っている。

でも、あまりにも情けなく、頼りなく、がっかりさせてくることばかりだ。

 

社会人とはこんなものなのだろうか。自分の父親がもし、娘ほど歳の離れた部下にこんなふうに思われていたら悲しいなといつも思う。

 

メンバーの士気を高めるのが上司ではないのか。

自分の立場をメンバーのために使うのが上司じゃないのか。

上の目を気にしてひっそりしているのがその立場の仕事なのか?

 

バイトしていた学生の時でさえ、理不尽に怒鳴り散らすようなやばいお客さんがいたら先輩が率先して出ていっていたぞ?間違っても後輩に行くように指示するなんてことはしなかった。

だって大切な後輩だもの。嫌な思いはさせたくない。

 

まあ、私たちは大切な部下ではないのだろうなと思う。

頼らず働く。

頼れるのは自分だけ。

甘えてなんていられない。腹を括ってやるしかない。

 

自分は絶対にあんな先輩、上司にはならない。