せっかち小夏のズボラな生活

20代OL気まぐれ日記

流行りって難しい!!!!

私は昔から流行りに疎い。

親のしつけの影響と私のもともとの性格でこの上なく流行りに疎い人間になった。

 

小学生の頃は「流行り」とはなんぞや、というほど意識さえもしたことがなかった。

我が家の方針で就寝時間が9時だったのもあり、みんなが見るようなドラマやバラエティはひとつも見たことがなかった。ご飯の時間もテレビは禁止だったので、見れるのは20時台のものくらい。

もちろん、学校でみんなが話しているドラマのこととかは一切わからなかった。ここで、「みんなが話していることが知りたい!」と思うような子どもならきっと録画してでも観ていたのだろうけど、「自分」というものに最大限の関心が向いている私はその気持ちもわかず、「なんか言っているな〜」と思う程度。みんなが頻繁に言っていたネタ元を知ったのは大きくなってからだった。

小学生の時にテレビを観ない習慣が身につき、その生活を疑っていないと、大きくなってもさほど観たいと思わない。

同じように育ったはずの次女は「みんなと話したいから!」という理由で、AKB総選挙をしっかり視聴するような子だったので、しつけ2割、性格8割といったところなのだと思う。

 

ファッションに関しても同じだ。

近頃よく観ているミニマリストさんの片付け動画などで「服は流行り廃りが激しいから増えやすいですよね〜」なんて話があるが、いつも不思議な感覚になる。

流行りの服を追うってこと……?

身長が小さいこともあり、幼い頃はお下がりの服ばかり着ていた私。長女にも関わらず、「動きやすい」こと以外にこだわりがなかった私は何も気にせず近所のお姉さんのお下がりを着ていた。人からもらったものなので、もちろん流行りなど関係ない。

で、中学高校に上がれば毎日制服だ。休みの日も部活やなんやで結局制服を着ていたし、遊びに行くのも極たまに。高校の帰りに寄って遊んだりすれば結局制服だ。

 

そして急に大学生で自分で服を選ぶタイミングが訪れる。

ここで、流行りを知りたい!と思える性格ならよかったのだが、結局持ってもいない自分の感覚で選ぶので、流行っているものを知れないまま。

大学生だったが、野生的な学部だったのもあり、周りもあまりおしゃれに気を遣う感じでなかったのもある。

 

流行りってなんなんだ?

きっとインスタなどでよく目にするものは流行っているのだろうが、自分にそれが似合うかは別問題だ。

脚が短くずんぐりむっくりな私が、周りと同じようなファッションを楽しむのは無理な気がする。流行り物を楽しめるのは可愛い人の特権なのでは?

 

なんだか世の中に置いて行かれている気がしないでもない。

 

5年前のファッション雑誌でこの夏着る服を考えながら、そんなことを思う休日。

結局私は「自分」が何をしたいか、何を着たいか、なのだと思う。

わがままな私は自分の声しか聞こえない。