せっかち小夏のズボラな生活

20代OL気まぐれ日記

先取り貯金と呼ぶらしい

貯金。

社会人になって貧乏性に拍車が掛かっているが、どれもこれも貯金を増やすためだ。

なにかのために貯金してるわけではない。

まあ、趣味みたいなものだ。

安心をお金で買っているイメージ。

 

そんな私がやっている方法は、「先取り貯金」と呼ばれるらしいことを最近知った。

ゲームセンターで遊んでおいでと祖母にもらった500円のうち100円しか使わなかった小学生の私の思想は、先取り貯金と全く同じだ。

100円しか使わない、ではなく、100円しかもらってないことにする、という心持ち。

最初から400円はなかったことにするのだ。

 

先取り貯金はなかったことにする貯金だと思っている。

給料をもらってすぐ、支払ったつもりで貯金口座に決まった金額を入れる。その口座は引き出すことのない予定なので、暗証番号も覚えていない。

私の中ではもう今の私が使っていいお金ではない。

だからこそ、残ったお金に集中できる。

 

残ったお金も用途別に予算で割り振るので、給料日の時点でお金がない気持ちになる。

毎回、割り振り終わると使い切ったも同然の気持ちなので、「私、貧乏……」と少し寂しい気持ちになる。

これは流石に自分でもアホだと思うが、貯金できなくて悩んでいる人は、やっぱり「先取り」が良いのではないかと思う。

大切なのは存在を忘れること、そして、初めからなかったことにすること、だ。

そうすれば、多かれ少なかれ着実に貯まっていく。

 

あると思うから使う、らしい。

貯金がしたいなら、自分で自分を騙すことも時には大切だ。

「お前にはこれしかないんだぞ」と。

 

もちろん、使い方は人それぞれなので、自分が一番ハッピーになるところにお金を動かせば良いと思う。

ただ、貯金したいならやっぱりこの方法だよね、と思った話でした。