お出かけの日が近づいてきたので、最後の仕上げに肌や歯のケア用品を買おうかとみに行ってみた。
いろんな機能性商品が並ぶ棚。
欲を言えば全て試したい。
でも、私にはそんな財力も使いこなす力もない。
じっくり吟味する。
今回は「歯を白くする」効果の強い商品を求めての買い物。
1000円〜2000円で様々な商品がある。
思っていたより高い。
そこでふと思った。
「家にある歯磨き粉の力を最大限活用してから新しいものを買うべきでは?」
と。
今使っている300円ほどの歯磨き粉も他のもの同様、歯を白くしたり、虫歯を防ぐ機能を持ち合わせている。
効果の差はあれど、あるはずなのだ。
その力をしっかりと引き出せているか不安になったのだ。
使いこなせていないとすれば、この買い物は似たような機能のものを無駄に買い足すことになる。
もっと丁寧に、一本ずつ歯を磨けば、今よりかは白くなるかも知れない。
今の私の磨き方は「ベストを尽くしてます!!!」と胸張って言えるものでは残念ながらない。
ならば、それを試してみることが先だ。
ベストを尽くしてもなお、さらに上を目指したいのであれば、その時にやっと新しいものを買いに行けばいいのだ。
そんなわけで今回も何も買い足さずに帰ってきた。
ただでさえ買い物の回数も少ないのに、こんな調子だからあまりものは増えない。
こんな私を貧乏性、考えすぎ、と笑う人もいるかも知れないが、すでに持っているものをしっかり最後まで使う生活も悪くないものである。
積極的に捨てる作業を行わなくても、入れるものを吟味すれば、徐々にものは減っていく。焦って減らす必要はない。
「モノのポテンシャルを最大限発揮させる」
私の新たな買い物の指標。