せっかち小夏のズボラな生活

20代OL気まぐれ日記

恋が終わるのは冬がいい

私の大好きなガールズバンドSHISHAMOが7月に出した新曲

『ハッピーエンド』

 

ポジティブな曲名に反して、夏の失恋。

相変わらず、本当にそこにそんな女の子がいるような、私の中の違う女の子を呼び起こすような曲。

 

その曲の中にこんな歌詞がある。

 

虫も死ぬようなこんな暑さ

二人が終わったってなんらおかしくないものね

SHISHAMO「ハッピーエンド」)

 

夏に恋が終わった女の子の言葉。

なるほど。そういう考えもある。

なんだか詩的で好きな言い方。

でも、私は思うのだ。

 

 

 

「恋が終わるなら冬がいい……!!!」

 

 

 

恋が始まるのにも終わるのにも時期なんて関係ない。

わかってる。

でもさ、でもさ、夏に終わるなんて切なすぎやしないかい???

 

 

冬の失恋ソングにももちろん切ないものがたくさんある。

むしろそっちの方が多い。

冬のイメージや寒さが失恋や恋の終わりの悲しさを後押しして、どん底まで連れていく感じ。

それが、その連れていく感じが、良いのだ。

下がり切れば、あとは上がるだけだから。

 

夏の、どこかみんなが浮かれていて、はっちゃけていて、ポジティブの多い季節に自分だけ恋が終わるだなんて……。

しかも、夏の恋の終わりに悲しんでいる間にどんどん寒い時期に突入して、人恋しさは増していくばかり。

失恋から立ち直って次に進んでいくタイミングがあまりに少ない。

 

冬の失恋は春には次に進むチャンスがたくさんあるのだ。

春は別れの季節とも言うが、出会いの季節でもある。

 

なのに!!!!!

夏の失恋と言ったら、引きずる要素しかない……!!!!

 

もちろん、恋が、恋仲が終わらないに越したことはない。

ずっと幸せがいいし、本物の「ハッピーエンド」ばかりだったら嬉しい。

 

それでも終わりがあるとすれば。

恋が終わるのなら冬がいい。

そう思うのだ。