せっかち小夏のズボラな生活

20代OL気まぐれ日記

急な焦り

私は私。

自分の好きなように生きる。

 

そう思いながら過ごしていたのに、急に焦る気持ちが湧いてきた。

 

きっかけは、バッグ。

最近、友人に会う機会が重なりいろいろな人に会っているのだけど、そこで同世代の女の子たちがおしゃれにブランドバッグを使いこなしていることに気がついてしまったのだ。

 

おそらく、ものすごく高いものではないと思う。

ちょっとお金を貯めれば買えるような、私たちの給料でも手が届く範囲の、そんな上品なバッグ。

見栄を張って、とかそういうタイプの子たちではないし、純粋に、普段使い用に持ってます、くらいの感じだ。

 

服装とかともちゃんと馴染んでいるし、とても素敵。

大人の女性、という感じがする。

 

そう、私は友人たちの「年相応」感に対して強い焦りを感じてしまったのだ。

 

友人たちがブランドバッグをさりげなく使いこなしている一方で、私の持っているバッグは中古。それも、古着屋で買った1000円もしないもの。もちろんノーブランドだし、ものがたくさん入って、持ち運びに便利であればそれでいい、みたいなバッグなのだ。

 

「大人の女性ならブランドバッグを持つべし」と言いたいわけではない。

けれども、年相応の格好をするのは礼儀なのではないだろうかとは思うのだ。

 

成人した男性がマジックテープの財布を使わないように、

大人の手土産がキットカットではないように、

大の大人が俊足を履かないように、

 

20代半ばに差し掛かった女性は500円のバッグは使わないのだ。

 

どれも、そのもの自体が悪いわけではない。キットカットはもちろん美味しい。

それでも、誰がどこでどのように使うものなのかは考えなくてはいけないのだ。

 

ちゃんと「大人の女性」になっている友人たちをみて、自分のみっともなさを痛感した。

 

ただ、そうは言っても、「鞄のための5万円があれば4ヶ月分の食費が賄える」と思ってしまう私にとっては、手を出しにくいのも事実。

焦る気持ちもあるけれど、自分のペースで大人へのステージを登っていくしかできない。

本当に本当に、情けないけれど。

 

自分が思っている以上に「大人」な年齢になっていることも痛感させられたきつい発見でした。