せっかち小夏のズボラな生活

20代OL気まぐれ日記

友人とのお出かけ。天気が悪いと申し訳なくなる。

全知全能の神ではないので、天気を操る力はない。

某彼女のように念を送れば晴れたりしたらいいのだけど。

 

 

先日久しぶりの友人たちと集まった時のこと。

声をかけてくれた友人たちの要望は「景色の良い場所に行きたい」

 

私の方がその土地のことをよく知っていたので、ピンポイントで提案し、すんなりと目的地が決まった。

 

 

当日、天気は晴れ。

ほどよく暖かさもあり、良い天気。

 

だけど、残念ながら、お目当ての見たかった景色の部分は曇っていて思うように見えない。

 

「せっかくきてくれたのにごめん。」

 

思わず謝罪の言葉が出る。

友人たちからは励ましの言葉が返ってくる。

 

「天気のことなんだから!自責の念が強すぎるよ」

 

そうは言ったって申し訳ない気持ちにはなる。

こんな時、みんなは申し訳ない気持ちにならないのだろうか。

場所を提案したのは私。

当日の天気とか、見晴らしとか、どうしてもダメなら天気関係なく楽しめるところとか、調べたり準備したり、用意のしようはいくらでもあった。

 

確かに、私も友人の立場なら、「気にすることじゃないよ」と言うだろうし、思うだろう。

でも、やっぱり申し訳なさが捨てきれない。

 

夕方になって寒くなってくると薄着の友人たちは寒いねと口々に言う。

これまた、「寒くなるかもしれないから上着忘れずにね」と言っておけばよかった……と反省の対象だ。提案した側がおもてなしするべき、というわけではないけれど、提案してしまったからにはある程度責任は持ちたいと思ってしまう。

 

そんなふうに思うのは、

「会ってくれている」

「来てくれている」

「予定をわざわざ合わせてくれている」

といった気持ちが強いからかもしれない。

 

「もう少し綺麗に見れればね〜!」

なんて、感想の一言でも、提案失敗したか……とこっそり落ち込むのだ。

 

 

 

『今から晴れるよ』

 

そんな魔法の力を持っていればな、と思わずにはいられない。