せっかち小夏のズボラな生活

20代OL気まぐれ日記

ゲーム禁止の家で育つと〜サンタもゲームは作れない〜

私が子どもの頃、我が家ではゲームが禁止されていた。

ゲームをすることがダメ、というよりは、絶対に買ってもらえないものだった。

「サンタクロースはゲームを作れないんだよ」と言われて、私の手元にゲームがやってくることはなかった。

 

家になければ、遊ぶ機会はほとんどない。

友達の家に遊びに行った時に貸してもらうくらいだ。

 

その代わり本はかなり買ってもらえていたので読書が好きになり、禁止だったこと自体は今では気にしていないが当時はとても欲しかった。(特にたまごっちとか羨ましかったんだよなぁ)

 

ゲームが禁止の家で育った人は、大人になると二つに分かれると思う。

 

一つは、親の目が離れた反動で、自分で買ってどっぷりハマるケース。

そしてもう一つは、経験値が低いせいであまりの下手さにゲームが楽しめなくなるケース。

 

私の場合は後者だ。

コントローラーさばきが下手すぎるのはもちろんのこと、ゲームを攻略していく上で大切な流れ(村人にはとりあえず話しかけてみる、とか)を全く知らないから、ストーリーものも進まない。

それに、禁止の期間が長すぎたせいで罪悪感も多少ある。

遊ぶ時に「意味」を考えてしまって素直に楽しめないのだ。

 

大人ならそんなの大して困らないだろうと思うかもしれないが、意外にもそうじゃない。共通の話題になったり、遠方の友人と遊ぶ道具になったりするのだ。そんな話ばかりじゃないにしても、一緒に楽しめるものは多い方がいい。

 

 

遊び大全ですら37敗1勝というゲーム下手な私。下手どころの騒ぎじゃない。

だけど、今年ついに、ゲームを手に入れた。

大切な人の好きなものを知りたくて、4年以上経ってやっと重い腰を上げたのだ。

買ったのは中古のSwitchliteとどうぶつの森

 

世間から遅れすぎているけど、1人でもできる&下手でもできそう、ということでこれにした。ボーナスを使って、自分へのクリスマスプレゼントだ。

 

ちなみに、2人いる妹たちはゲームを持っている。

おそらく私の時は、親も初めての子育てで気が張っていたのだろう。

 

禁止するも禁止しないも、親の方針次第。

それは自由だし、正解も不正解もないと思う。

 

でも。今の私の生活は私が決められるのだから、色々試していくべきだ。

 

これを機に一つでも多く楽しめるものが増えていくといいな。