痩せるスピードに個人差こそあれど、食べる量を減らせば少しずつでも確実に体重は減る。
夏場、夏バテで食事の回数も量も一気に減った時、笑ってしまうくらい、ぐんぐん体重が減った。
献血のためにキープしていた体重は、基準値を下回り、しばらく献血に行けなくなった。
食べなければ、痩せる。基礎代謝を摂取カロリーが下回れば、痩せていく。
そんなことを身をもって感じた夏だった。
でも、この時の痩せ方は決して綺麗なものではなかった。
断然、「やつれた」という言い方の方が正しいような痩せ方。
骨格のせいでもあるけれど、肋に皮が食い込んでいく感覚が気持ち悪く、仰向けに寝るのも避けていたくらいだ。
食べずに痩せるダイエットはどうしても好きになれない。
そりゃ、一時的には痩せるだろうけど、それを一生続ける覚悟があるんだろうか。
それなりに食べるのが好きだから、今の体型があるわけで、その好きを取り除いてまでなりたいものなのか。本当に目指しているものは健康的なものなのか。
わがままと言われるかもしれないけれど、私は、大好きなものを気にせず食べながら、綺麗になっていきたい。
暴飲暴食をしながら綺麗になると入っているわけではない。
空腹になってから食べた方が美味しく感じるから、なんともない時に惰性で食べることはしないし、お腹がパンパンだと後がしんどいので、腹八分目で止める。
その中で、妥協しない美味しいものを食べていく。
そして!
体を動かして、理想に近づけていく。
これを、単なるわがままな女の戯言だと言われないために、しっかり結果も出していきたいところ。
自分で自分の首を絞めるスタイル。