最近ミニマリストさんの動画をよくみるようになった。
ものが少ない生活はなかなかいいと思う。
だが、やっぱり、「捨てる」という点になかなか共感できず、参考程度に見る形だ。
そもそも物欲が少ない私は、あまりものを買わない。
買う時の悩みかたはなかなか周りから見ればめんどくさいものだろう。
同じようなスカートを何回も自分に当てて、他の店に行って、戻ってきて、悩んで悩んだ末買わない、なんてことも日常茶飯事だ。絶対にスカートが欲しい、と思って出かけたとしてもこれ。
そんだけ悩んだものが「捨てる」対象になることもなかなかない。
だからこそ、どうしても、「なんで捨ててしまうのだろう……」となってしまうのだ。
今すぐものを減らしたい、というのは、今すぐこのものが欲しい、とそこまで変わらないのではないか。
買ったことを後悔するなら、二度と間違った買い物をしないために、気になりつつも使い切るまで使う方が良いのではないか。
確かに、気に入らないものをいつまでも持っていることは精神的によくないとは思う。
仕方ないこともあるだろう。だが、気になる。
もちろん人にもよるが、そういったところで発信している人の中には「捨てるために買う」のような形の人もいる。
そこまで捨てるのなら、もっともっと悩んで買えばいいのでは……と思ってしまう。
やはり、ケチな私には合わない考え方なのかもしれない。
ものは最後まで使い切る。「ありがとう」と言って捨てる。
ケチも極まれば、ものが必然的に少なくなるし、ミニマリストさんと結果は似てくる。
しかし根本は違うようだ。
似たもの同士を見つけたような気がして嬉しかったからこそ、ちょっと悲しかったので記録。
