先日図書館で借りた介護関係の本を読みながらふと思った。
「長生きはしたくない」
せっかく親元離れて、自分の力で生きていけるようになったのに、年老いてまた誰かに頼らなくてはいけなくなるのがとても怖い。
誰に頼るようになるのかはわからないが、家族だろうと他人だろうと迷惑をかけるのはとても嫌だ。
人生の末期に「申し訳ない」という気持ちを抱えながら過ごすだなんて考えたくもない。
自分でしっかり動ける年齢でぽっくりいきたい。
私のひいおばあちゃんがそうだったように。
倒れて数日で旅立ったときにはびっくりしたし悲しかったが、最後までかっこいい人だったなと今でも思う。私の目指す姿のひとつだ。
歳をとってもギリギリまで自分のことは自分でできるように、今からでもできることはあるだろうか。
体も鍛えておいた方がいいだろうし、お金も貯めておいた方がいいだろう。
終わりを見ながら生きていくのはなんだか虚しい気もしなくはないが、意識はしておきたいところ。