せっかち小夏のズボラな生活

20代OL気まぐれ日記

料理が好き。それだけ。

趣味は何かと聞かれると困る。

すごく困る。

 

支社の新しい上司(元気のある良い人)には、「プライベート充実してなさそう」と言われるくらいには(なかなか失礼)、面白くない生活を送っていそうに見えるし、実際そうだ。

おやすみの日も特に出かけることもなく、家で家のことをしている。

 

別に、特段家事が大変だと思っているわけではないし、普通にやれば数日に一度、1時間ほどあればこなせると思う。

一人分だし。

 

でも、他にやることもしたいこともないので、そこまで散らかっていない部屋をのんびり片付けるなどして時間を潰している。

 

だから、趣味なんて聞かれても正直わからない。

人に言って、話が広がるような趣味は持ち合わせていない。

 

でもね、一つだけ、夢中になれる、絶対に失いたくないものがある。

それは「料理の時間」

正確には「自炊の時間」かな。

 

レシピ通りにきっかり、とか、下準備からしっかり、とかはズボラな私にはできないのだけど、スーパーの安売りとか冷蔵庫の余り物とかをみて、サッと作るのはすごく好きだ。

想像できる味と思いがけない味の両方に出会えるのが、行き当たりばったり料理の楽しいところ。

 

想像できる味は、間違いなく私が好きなものに出会えるし、思いがけない味は、一つ私を成長させる。

 

教科書に載っていただけの知識が、身近なものとして理解できたりするのも楽しさの一つだ。

 

どんなに忙しくても、自炊の時間を全く取らない一週間はない。

それは、「料理くらいはしなきゃね」みたいな丁寧な感じではなく、「料理をしなきゃ気持ちが潰れる……!」くらいで、緊迫感すらある。

 

それくらい料理は私にとってなくてはならないのだ。

 

知らない食材を買っていろんな料理を試したり、新しい料理を食べて新しい味付けを覚えたり、そんな人生を送っていきたいと心から思う。

 

料理ができていない日が続くと、心が荒んで、ものすごく落ち込む。

 

逆に、どんなに忙しくても料理ができている時はそこで気持ちがリセットできて、なんとか乗り切れるのだ。

 

趣味よりももっと私にとって重くて大切なものなのかも。

あまりに日常だから忘れちゃうけど、料理が好きで大切にしたい自分のこと、もっと大事にしたほうが良い。

 

これからも美味しいを見つけて行けたら良いな。