私は基本的にカッコつけたがりだ。
カッコつけてる方がカッコ悪いと分かっていてもどうしてもしてしまう。
その一つが「虫への対応」
虫への苦手度好き度は、総合的に見ると、一般的な方だと思う。
ぎゃー!!!と言って逃げるほどでもないけど、素手でガッといけるほどでもない。
ごくごくふつう。
多くの人が苦手な虫は私も苦手だ。
そう、総合的に見ると。
家で一人でいる時は自分でも呆れるぐらいにビビる。
カナブンとかでも、逃げたくなる。
少し大きな蛾が家に入ってきた時なんかは、部屋で一人で声を上げてドタバタしている。ティッシュを構えて右往左往。
虫退治用のスプレーも常備だ。
一方で、職場の人や友人といる時は少し違う。
お隣のお姉様が「蜘蛛!!!」と慌てれば、サッととって外に捨てる。
結局やらなかったが、Gが出た時もティッシュで挑もうとしたのだからおかしい。
どこに向けてカッコつけているのかわからないが、なぜか他の人といる時は頑張れてしまうのだ。
しかも、すかした顔なんかしちゃって。
自分としては、一人の時にその勇気を発揮して欲しいのだけど、悲しいかな、そうはいかない。
今日も、洗濯物を取り込んでいる時にカナブンが暴れ出して、こちらも慌てて暴れてしまった。情けない。
職場で頑張ったところで、「きゃー!かっこいい✨」なんて評価が得られるわけではない。意味のない頑張り。
意識しているわけではなく、気がつけばそんな対応の差があった。
姉気質なのかなんなのか。
もっと自分自身に対していいカッコして欲しいものである。