せっかち小夏のズボラな生活

20代OL気まぐれ日記

妻の姓を名乗る時はなぜ「言い訳」が必要なのか

こちらの姓を名乗ってもらうことになるだけで、こんなに苦い顔をされるとは。

 

先日の投稿でも書いたけど、私たちが二人で決めたことに対して、苦言を呈されていて、参っている。

 

法律では、「夫または妻の氏を称する」と書いているだけ。

「基本は夫の氏を名乗らなきゃいけないけど、まぁ、どうしてもって理由があるなら妻の氏を名乗ってもいいよ」という法律ではない。

どっちかに絞れ、それしか書いていない。

それなのに。

 

どちらの四角にチェックを入れるか、それだけのことだと私たちは思っていても、周りが黙っていない。

どうしてなのか、どういう考えなのか、「言い訳」を強いられる。

 

もう一度言うけれど、悪いことをしているわけではない。

別に、今の時代、嫁入り婿入りの概念もほとんどないし、一般家庭の私たちにはさらさら関係ない。

それなのに、びっくりされ、怪訝な顔をされ、小言を言われる。

 

一番身近であった親から嫌な顔をされたせいで、私自身も無駄にバリアを張ってしまっている。

 

「こっちの苗字になってもらうんです」

「三姉妹だから……」

「私の方が苗字で呼ばれることが多くて……」

「向こうは苗字が続くから……」

 

聞かれてもいないのに言い訳を並べてしまう。

私たちは何も悪いことをしていないのに。

 

結婚にあたって、当事者の私たちより尊重される意見があるのかな。

 

二人で決めたということに意味があると思っているけど、そうじゃないの?

 

フィンランドみたいに、夫婦創姓が選べたらいいのにな。

 

楽しい予定なのに、水を差されて残念な気分になる。

女性側の姓を名乗るのはまだ5%ほどしかいないそう。

しょうがないと言えば、しょうがないのかもしれない。

 

それでも、こんなにごちゃごちゃ言われるとは。

思っていたより、周囲が柔軟ではなかったという事実にうんざりする日々。