陰口は良くない。
そりゃそうだ。私もそう思っている。
昨日のブログで散々上司を貶していた私が言うのもおかしいが、陰口は本当に良くないと思う。
人が悲しむことは言うのは良くない。
でも、それなら、あなたのせいで発生しているこちらの苦悩はどうすれば良いのかしら。
屁理屈だけど、昨晩書いたような私の発言は、陰口ではなく、愚痴だと思っている。
なぜなら、本人にも言える内容だから。
私の中では、「本人に言えないから裏で言うのが陰口、本人にも言えるけど言わない選択をとっているものが愚痴」だ。
「言い訳をしろ!!!」
と特殊なしつけられ方をした私は、相手の発言や行動に対して、自分の意見(言い訳・言い分)を発するスピードが他の人よりも早いと自負している。
ほぼ反射的に自分の感情が言葉になるし、道理立ててアプローチする癖もついているほうだと思う。
これがうまく働く時もあるが、ほぼ反射のような感情なので一歩間違えると、不用意に相手を傷つけたり、相手を無駄に怒らせたり、気がつかぬうちに敵を増やしたりしてしまう。
だから、すぐに出しすぎないよう、言葉のチョイスは間違えないよう、発言には気をつけるようにしているつもりだ。嫌な思いをさせたいわけではない。とはいえ、私の中の理屈は通っているので(正しいとは限らないけど)、相手に伝えておかしいことなど一つもないと思っている。
伝えてもいいけど、今じゃない。でも、溜めておくのはしんどい。そんな時に吐き出すのが愚痴。
いつもなら、愚痴を吐くことでなんとかなっていたが、昨晩は違った。残念なことに。
「怒りのピークは6秒で過ぎ去る」
なんて言う人もいるけれど、あんなのは嘘だ。
冷静になればなるほど、「あんなのっておかしい!!!!」という気持ちがさらに大きくなり、ブログを書いた後も、負の感情がぐるぐる。せっかく楽しい週末を過ごしたのにイライラで布団に入って2時間眠れずにいたほどだった。
うだうだ言っていても何も解決しない。
愚痴はスッキリするかもしれないが、動かなければそれは永遠に繰り返される。それでは何も解決しない。スッキリすればなんとか乗り切れることももちろんある。
だけど、今回のことは違う。
内容がくだらない上に、上の人間がパワハラされ、パワハラする姿を見るだけの会議で、正論振り翳して場を乱すことも選択肢になくもないが、それをやるのはまだ早い。
暴れる(物理的にではなく、敬語で、落ち着いて、でも、はっきりと発言し、場を掻き乱す)時は、退職届をその場で提出するくらいの準備をしてからやりたい。
それでは、今できることは何か。
私がとった選択は「人事への相談」
堂々ということではないけれど、上の人が絡む以上、私よりも権限のある人に頼るのが一番かと思うのだ。
意味はないかもしれない。
本当は自分の所属する支社で相談できる人を探す方がいいのかもしれない。
でも、管理職はさらに上の人間に媚を売る保守派しかいないし、年齢の近い先輩たちはみんな死んだ目をしていてこれ以上負担をかけるのは申し訳ない。
今の私ができる小さな一歩。
本社との距離が若干ある会社だから、少しの勇気を出して、人事へのメールを送ってみた。
これが私の大事な一歩。
ただじゃ逃げませんよ。
できるところまでやってみて、それでもダメだったらその時は逃げてもいいかもしれないけれど。
何もやらずに文句だけ言うのはなんだか癪だし、理不尽な、くだらない、どう考えてもおかしなことをしている人たちがそのことに気が付かず、もしくは知らないふりして、なんの痛みもなく、今後も生きていくと思ったらうんざりだもの。
同じように傷ついてほしいのではない。
みんながなるべく嫌な思いをしないで済むように、みんなで努力していけるようにしたいだけ。
そのための正攻法を探していく。ずる賢いやり方は持っていない。正々堂々戦う。
幸い私は独身で守るべき家族はいない。職場では私が一番年下だから守るべき後輩もいない。
ちょっとやる気が出てきた。
同時並行で自分磨きで人間力アップも。
負けないよ。