せっかち小夏のズボラな生活

20代OL気まぐれ日記

無理なくできることを得意と呼ぶなら

先日、職場で受けた研修の際に自分の得意を考える機会があった。

パワフルな外部講師の女性がいうにはこうだ。

 

「疲れていたり体調が悪い時でも、あまり苦にならずにできることは得意と言ってよいことです。」

 

なるほど。

確かにそうだ。

でもそんなものあるだろうか。

疲れたらちゃんと機嫌が悪くなるし、病気慣れしていないせいで少しの変化でもすぐにぐったりする私。

 

ぼんやりと考えながら過ごして数日。

あることに気がついた。

 

私、料理はいつも楽しんでる……!

 

残業で疲れていて(長くはないけど慣れてないからね)さらに、生理中で体調も良くない。ほんのり頭が痛くて、時々胃がピリピリする。

そんな状態でも、台所に立つとシャキッとする。

ネギを切って保存用にわけ、夕飯のうどんを用意する片手間でお弁当用のチキンカツを作る。

夕飯完成直前に一度火を止めてお弁当用にご飯を予約でセットし、お風呂に入り、食卓につく。

帰宅後1時間でのスピード対応。

 

ゆっくりこだわったものを作るわけではないけれど、あれこれ段取りを組んで料理をしている時は本当に気分がいい。

いくつか揚げたてをつまみ食いした。220円のむね肉で明日からのご機嫌をセットする。

見た目はともかくシンプルなのにとてもおいしくできた。(本当はもっと美味しそうな感じなのよ……!!)

冷凍しておけば1週間くらいお弁当のおかずに困らない。

 

料理は本当に楽しい。

ちょっとの工夫で思いがけない美味しいに出会えるし、効率よく済ませられた時はとても気分がいい。

 

きっとこれが私の「得意なこと」だからなのだろう。

一人暮らしの節約時短料理だし、仕事に活かせるものでもないけれど、嬉しい発見だ。

 

私は、私が思っている以上に料理が得意。無理をしていたことなんて一度もない。

だって疲れている中でも明日の自分のためにお弁当の準備までできちゃうのだ。

一人暮らしなんて作りたくなければ作らない選択もできる。

そこをジャッジの対象にもしていないのだから、少しは自信を持ちたいところ。

 

人と比べてどう、とかじゃない。

せっかく見つけた自分の「得意」

大切にしていけたらと思う。