せっかち小夏のズボラな生活

20代OL気まぐれ日記

まともな人ほど去っていく。そんな環境。

最近、弊社は退職ラッシュが起きている。

 

若い人たちが続々と辞めていっていて、私のわずかな心の支えがどんどん立ち去ってしまっている状態だ。

 

「最近の若者は……」

 

なんて声が聞こえてきたら、大反論できるくらいに、会社は私たち若い社員を蔑ろにしすぎている。

希望も期待も情も湧かないこの会社、立ち去りたくなるのは当たり前だと思う。

 

中堅から上が立ち去らないのは、単に家族などの養う存在がいるからだと思っているし、身軽な若者ほど早い段階で見切りをつけているという訳だ。

純粋に寂しい

私の中で、数少ない「まともで優秀な人」たちばかり去っていくのは本当に寂しい。

ここで言うまとも、というのは、「与えられた仕事をちゃんとする」「思いやりがある」「不貞行為をしていない」など、社会人として、人として大事なことを守っている人のことだ。

 

ほとんど喋らないような距離感の相手でも、「まとも」な人がいるというだけでなんとか気持ちを落ち着かせて働いていたのに、その砦が崩れていっているのだ。恐ろしい。

 

それ以外の人たちがどうかは、想像にお任せする。

「社会人って最悪」と思ってしまうくらいには残念な人の多いこと。

 

これが社会だと言うのなら、今すぐ消えてしまいたいなといつも思っている。

 

春は別れと出会いの季節というけれど、これだけ心から哀しい別れが続いているのだから、最高級に良い出会いがやってこないと許せない。

 

尊敬できる人たちの中で働きたいと思うのはわがままなのかしら。

その段階に行くには、私自身がレベルアップしなきゃなと思っては、いる。

 

去っていく人たちの背中を見ながら、自分の毎日を振り返る。

私はまともか、それとも。