せっかち小夏のズボラな生活

20代OL気まぐれ日記

100点は目指せても、完璧は目指せない私。

学生時代はよかった。

 

100点を目指すだけでよかったから。

100点は、明らかなゴールだ。

テストでは60点を目指すよりも100点をめざす方が明らかに簡単だ。

オール3を取るよりも、オール5を目指す方が簡単。

 

取るのが簡単と言っているわけではない。

目指すのは簡単って話。

 

それに気がついたのはつい最近だった。

100点ではなく、完璧を求められる社会人。

完璧ってなんだ?ってなった時に、自分の苦手に気がついた。

 

「完璧」には終わりがない。

明確な基準もない。

 

見る目が変われば、基準も変わる。

だから、完璧を目指すのは、100点を目指すよりもずっとずっと難しいと思う。

 

何かのデザインを考える時、丸の位置を少しずつ変えて、納得いくところを探せる人はきっと「完璧」を目指せる人だ。

私にはできない。

どうしてもどこかで妥協が生まれる。

「こんなもんじゃない?」と。

 

いつだって全力だし、手を抜くことはないけれど、完璧を目指すのは得意ではないのだ。

100点ではない、答えのない完璧が求められるようになって、最近少し戸惑っている。

苦手を克服するか、私なりの頑張り方で勝負をするか。

 

新しい環境に飛びこんで、自分を見つめる良い機会になっていると思う。

伸び代と思って、前向きに過ごすしかないかな。