せっかち小夏のズボラな生活

20代OL気まぐれ日記

本が読める、という心の変化

車通勤から電車通勤に変わって、通勤時間の過ごし方が変わった。

 

歌を歌ってストレス発散していた私が、本を読んで自分の気持ちを高めている。

昔は読書が趣味だった。

そうだな。高校生くらいまでは。

 

でも、大学、社会人、と生活が大きく変わって、心の余裕もなくなって、社会人になるとほとんど読まなくなった。

図書館にはいくものの、読めるのはイラストがたくさん載っているようなものだけ。

それも月に1、2冊。

 

どんどん本を読む体力もなくなって、小説なんかは手にすることもなくなっていた。

読んでいた頃は食事も煩わしく思うほど本の虫だったのに……。

読書には体力が要る

本が好きな人にはわからない感覚だとは思うけど、本を読むには体力が必要だと思う。

それも、読書特有の体力。

気力と体力の間のそれ。

 

体がずっと疲れている状態の時も読めないし、気持ちが疲れていても読めない。

そうして読まない期間が長くなると、本に没頭する力がなくなる。

 

元読書家にはこれが辛い。

 

小説が映像かのように読み進められていて、たくさんの世界を見ることができていた頃と比べて切なくなる。

あの頃の自分も嫌いじゃないから尚更。

でも、回復することもあるみたい

そんな風にすごく寂しく感じていたのだけど、転職してから風向きが変わった。

 

読めるの。本が。

時間ができたという単純な話ではなくて、本を読もうという気持ちがするっと湧いてきちゃって。

初めはリハビリがてら、元々持っていた小説を読み返すところから始めたんだけど、読み終わると「早く次のものが読みたい!」って気持ちになっていて、全然興味のなかった小説にも手を出したりしちゃったりしたのだ。

 

読むのは電車の30分だけ。

でも、これが意外と進むの。

 

月で5冊くらい読んだんだけど、こんなに読めたのは久しぶり。

いや、全盛期は1日1冊ですよ?

でもさ、年に8冊程度しか読めていない年もあったと思うとすごい回復。

 

今は、仕事に関するビジネス本とかに時間を使い始めているけど、小説で勢いつけたからか、スラスラ読めちゃって面白くなっている。

 

読書力って回復するらしい。

 

この調子で今年中に読書の体力を戻して、2024年は読書の年にできたら楽しいな、なんて思っている。

 

こんなにも手軽に新しい世界を知れるものってあんまりないからね。

ネットもそうだけど、読書でしか得られない世界もあるって思っている。

 

読書で動いた心にうちをここで書いて、いい感じのバランスで楽しみたいよね。

あー、気持ち立て直せてよかった〜!!!!