せっかち小夏のズボラな生活

20代OL気まぐれ日記

「エモい」なんて言葉では足りなくて

もうすぐ出会って20年ほどになる友人たちと久しぶりに集まった。

普段4人で集まっているだけど、そのうちの一人がパートナーを紹介したいとのことで今回は招集がかかった。

 

私が結婚した時も、旦那さんを紹介したんだけど、最近、そういうことが増えてきているように思っている。

それぞれ、これから先の人生を考えるようになって、人生のパートナーを心に決めてきているのだと思う。

 

集まるのは、男2、女2の計4人。

幼馴染や腐れ縁というほど当時からずっと一緒にいたわけでもなく、それぞれ所属しているコミュニティはずっと違うものの、時々集まって話をするのが楽しい相手。

今でも、連絡を取らない時は全く取らないし、思い出してみても、ずっと一緒にいたことはない。

それでも、夢や希望、悩みや弱さ、そんなことを語っても、大丈夫だと思える人たち。

 

男女の友情否定派の方にはなかなかわかってもらえないだろうけど、幸い私たちのパートナーはよくわかってくれて、こうして紹介し合えている。

 

こうやって、それぞれがパートナーを連れて、パートナーも一緒に楽しめるようになっていったら嬉しいな、と思う。

 

野菜が食べられず泣いていたこと、漫画に影響されて色々と言い合っていたこと、それぞれが進みたい時期に頑張っていたこと……

いろんなことを思い出してものすごく感慨深い。

 

だって、あの頃は結婚の話なんてしていると思わなかったもん。

しかも、それぞれが分かり合える素敵なパートナーと出会えてて、幸せそうで。

私の幸せも一緒に喜んでくれて。

 

こんなに幸せなことってないなって思っている。

 

集まった帰りに、もう一人の女の子(もう女の子って歳ではないけど、この時ばかりは童心に戻るので)と、「こういうのを世ではエモいというんだろうね」なんて話した。

でも、二人でその後、「そんな言葉じゃ足りないよね」って話になって。

 

小学1年生という、物心つく前から遊んでたような大事な人たちが、人生に次のステージに進もうとしているのをこうやって報告し合っていることが感慨深い。

良い表現が思い浮かばなくて、私の語彙力の無さにがっかりだけど、すごく簡単に言うと、「嬉しくて、幸せ」

大事な人たちの幸せが、自分のことのように嬉しい。

 

自分が大変で、乗り越えようと気合い入れている時は自然と会わない私たち。

だからこそ会える時はひと段落した時で、何かが進んだ時。

 

だから楽しくて、嬉しくて、ワクワクするのかも。

 

中学生とかが「エモい!」なんて言っているのを見ると、「こういうのがエモいっていうんだぞ!」「エモいでは表せないくらいグッとくることがあるんだよ!」となる。

これ、25歳のペーペーでも思うんだから、これから歳を重ねたらこういうことが増えていくんだろうね。

 

振り返った時に、前を向いた時に、そして、今を感じた時に、自信を持っていられるような日々を過ごしていきたい。

 

感慨深いとはこのこと……!