せっかち小夏のズボラな生活

20代OL気まぐれ日記

贅沢な街

久しぶりの都会に戻ってきて、たくさんのサービスやモノで溢れている街に圧倒されている。

 

これまでは刺激なんてほとんどなかった。

いくのはスーパーか薬局か、行ってもイオンか。

 

そんな約7年を過ごしてきて、この溢れる情報に若干溺れている。

 

ここは物欲を刺激するものが多すぎる。

 

一人でひっそり生活していた時は思いもしなかったけど、こんなにも魅力的なものが多いと、きっとお金はいくらあっても足りない。

 

自分が着ている服も、持っているものも、すごく見窄らしく感じてしまう瞬間がある。

 

比べられる対象が多すぎるのだ。

 

綺麗な街に、おしゃれな人々。

 

一方私は、GUのセールで買った上下各1000円以下の服に、2000円ほどの靴。

3年前に就職祝いでもらった鞄に、地毛のままの髪の毛。

ネイルだって、300円以下で買ったもので自分でやったガタガタネイル。

 

つま先から頭のてっぺんまで、魅力的なものは一つもないように思えてくる。

 

比べ始めたらキリがない。

 

どうせ他人は何も見ていない。

他人から見た自分の容姿なんてあんまり気にしない(自分が好きな体型にはこだわるけど)私でも、比べてしまう瞬間がある。

 

それくらい、誘惑が多いのだ。

 

魅力的であると同時に、危険な場所でもあるなと思う。

 

「もっと、もっと」

 

が自分を鼓舞するためのものなら良いけれど、自分を苦しめるものになるならここから離れた方が良いだろうな。

 

自分を刺激しすぎて変な方向に気持ちが行かないように気をつけよう。

 

贅沢な街は今日も魅惑でいっぱい。