せっかち小夏のズボラな生活

20代OL気まぐれ日記

捨てるよりも使う

すっきりしていく様子が面白くて片付け動画をよく見るが、相変わらず捨てることに抵抗がある私は、使えるもの(新品同様のもの)をばさばさ捨てていく動画は寂しい気持ちになる。

ものを減らす方法には二つある。

捨てる、そして入れない(買わない)。

減らしたい、と思い立った人は捨てる方をしがちだが、入れる方を調節できるようにならなければ永遠に、「買う、捨てる」を繰り返すようになる気がする。

もちろん、片付けの過程で自分にとっているものいらないものがわかるようになる、ということも確かだ。

そっちを重視する人の方が多いだろう。捨てる方が、即効性もあり、効果がすぐに見える。

でも、片付けられない人の多くは捨てることは苦手ではないだろうか。

私も捨てることは苦手だ。

それでも人よりは少ないものの中で生活している。

それは、「使い切る」「不用意に買わない」ことを徹底しているからだ。

 

ミニマリストになりたい!」「ものを減らしたい!」となった時、一気に捨てるのも良いかもしれないが、一度、自分の持っているものを徹底的に使い切るようにしてみたらどうだろうか。

買うスピードを消耗するスピードが上回れば、自然とものは減っていく。

ボロボロのTシャツなど、「捨てるべきなのだろうけど、あと少し使える気がする」というものはベランダの掃除などに使って強制的に消耗する手もある。

はじめの用途とは違っても、とにかく最後まで使い切る。

 

捨てることを推奨している人の中にはたまに「捨てるために買う」かのような動きをしている人がいる。

無駄の少ない生活を目指しているだろうに、矛盾している気がする。

 

捨てるのは一瞬。

でも、買う時は捨てよう!と買ったわけではなかろう。

自分のものと真剣に向き合うことは自分と向き合うことにもなると思う。

 

捨てるのではなく、使い切ることで自分が理想とする生活が作ることが目標だ。