せっかち小夏のズボラな生活

20代OL気まぐれ日記

コロナで失ったちょっとしたそれ

コロナが落ち着いて約1年。

正式には違うのかもしれないけど、ほとんど気にしなくて良くなってから1年くらい経ったように思う。

 

幸い、今日まで一度も罹っていないし、周りの人も重症化することなく、無事乗り越えた。

 

ただ、一つだけ。

コロナ禍を経て、失ったものがある。

 

「素顔で過ごす当たり前の毎日」

 

もう気にしなくなった人も多いんじゃないだろうか。

要らなくなってきたら喜んで外した人もいると思う。

コロナ禍は煩わしく思っていたマスクが、今じゃ安心のためにつけるものになってきている。

 

それは何も、感染防止のためではない。

顔をそのまま出しているのが不安なのだ。

なんで何も考えずに、この顔面を晒して要られたんだろう、不思議な気持ちになる。

 

どうせ誰も見ていないし、私の顔に興味がある人なんていないんだから気にしなくて良いのだけど、低い鼻も、膨れたほっぺも、くすんだ肌も、八重歯でずれた歯並びも、全部全部気になって仕方ない。

 

「隠す」

コロナ禍でその選択肢が現れたことで、隠さないことへの怖さがすごい。

 

今は花粉もあるから紛れるけど、夏になる頃には気にせず外せるようになりたいのだけど。

 

しょうもないし、虚しい悩み。