せっかち小夏のズボラな生活

20代OL気まぐれ日記

「捨ててから買う」

「1つ買ったら1つ捨てましょう」

 

お片付けとかものを減らす系の読み物の中によく出てくる話。

私はいつも、そのメンタルの強さに感心している。

 

私はあまり捨てるのが得意ではない。

もともと根っからのケチなので、本当にこれで使い切った?と思ってしまって溜め込むことが多い。

ここ10年以内で4回引っ越しを経験したので、普通に意識せず生活している人よりは少ないのではないかと思っているけど、ものは気が付かないうちに増えている。

 

私には「買ったら捨てる」というやり方は合わない。

だって、もったいないんだもん。

新しいものを買ったって、これまで浸かっていたものがいきなり使い物にならないくなるわけではない。

 

「まだ使えるかも」

「もうちょっと」

「あと一回使ったら」

 

なんてズルズル延ばしてしまう。

未練がましく、手元に残してしまう。ボロボロなのに。

そんなことをしていれば、ものは増えていく一方。

いつまでも減らない。

そんな私のルール

だから私は「捨ててから買う」を意識している。

例えば冬服のトップス。

夏服と入れ替える時には、「来年また着たいか」を基準に、捨てるものを判断。

 

「来年新しいものを買ったら処分しよ」

じゃなくて、来年の冬に、「本当に服がない!」と買うべき状態を作るために今のうちに捨てておく。

 

もし来年、今残っている分で済むのであれば、

それが適正量だとわかる。

足りなく感じで買ったとしても、今年のうちに捨てているから、

1年で見れば量は増えていない。

 

メガネとか洗剤とか、毎日使っている&それ1つしかないようなもの以外なら、

服や下着、小物や雑貨なんかは、大体1つ捨てても生活はなんとかなる。

(困るやつはこのやり方は絶対ダメ。メガネとか、どこにも行けなくなるし)

 

捨てた上で、やっぱり足りないと不便だな、悲しいな、となった時に、

次のものを探しにいく。

 

んで、今所持しているもので解決するのなら新しいものは買わない。

家にあるもので代用できないか考えて、思いつくものがない時だけ買う。

 

そうすると、先に出してから入れることになるので、

どんどんものが増えてしまう現象は避けられる。

二人暮らしになって

話は逸れるけど、

二人で暮らすようになってから、お互いの物欲のなさが顕著になった。

パートナーはすでに持っているゲームだけで生活を満足させられるし、

私は勿体無いおばさんなので、欲しいの感情の前に代用品を考え始める。

 

ここ半年ちょっとの家計簿を眺めても、消耗品以外の購入はほとんどない。

 

二人がものを持ち寄って引っ越してきたから、満ち満ちているのだと思う。

お金持ちでもなんでもなく、二人がそれぞれ生活していた時のものを合わせると、

かなりの量になるのだ。

 

今あるもので、なんとかできないか。

買う時は、家のものを捨ててから。

 

そんなことを意識するだけで、気がつけばちょっとものが減っていたりする。

「困ってから買う」状態を作ればよいと思う。

そうすれば、買う時の罪悪感もなくなる。

それに、買い物の時も「今あるものを捨ててまで欲しいものか?」と思えるからおすすめ。

 

ものが増えすぎて、それが辛くなってしまっている誰かの参考になれば。

 

追伸:いっぱいものがある幸せもあると思う!それぞれの幸せに合わせて